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ただの雑記です。よっぺまと読みます。

機械式駐車場の民がホンダの新型ヴェゼルの全高1580mmに絶望していた隙に、両親が新型ヴェゼルを購入していた話をする。

よっぺま(@yoppema)です。

タイトルのとおり、新型ヴェゼルの正式発表に絶望していた隙に、両親がしれっと購入していた話をしようと思います。

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SUVは機械式駐車場に入らない

2021年2月に新型ヴェゼルが先行発表され、4月に正式発表・販売開始となりました。そして、下記のような記事を書きました。

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まず、全高が1550mmに収まるかどうかが気になります。収まれば2年半後のシャトルハイブリッドの買い替え時に検討対象になりますし、収まらなければ「はい解散!」ってだけです。

我が家は、分譲マンション住まい。そして、機械式駐車場で高さ1550mm制限があるため、巷で人気のSUVは基本的に入りません。

ちゃんと入るのは、マツダのCX-30CX-3、そしてトヨタのC-HRくらい。

スバルのXVは、ルーフレール無しモデルならギリギリです。シャークフィンアンテナ有りだとルーフレール有りモデルになり、全高1550mmを超えます。悲しい。

個人的に、アンテナはシャークフィンアンテナか、CX-30のようにアンテナレス(車内に収めている)が好みです。

また、日産のキックスは1610mmなので、全然入りません。初代ヴェゼルも1610mm。

そう考えると、マツダのCX-30は偉大な存在です。マツダは機械式駐車場の民のことをよく考えています、優しいです。

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マツダのCX-30

そんな状況下だったため、ホンダの新型ヴェゼルの全高(車高)には勝手に期待していたわけです。もし、新型ヴェゼルの全高が1550mmに収まり、我が家の機械式駐車場に入るのであれば、シャトルハイブリッドの買い替え候補になるわけです。

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たった3cmに泣く

そのため、新型ヴェゼルについて4月の正式発表は勝手に期待しておりました。

その勝手な期待は見事に裏切られ、新型ヴェゼルの全高は1580mm、または1590mmでした。がっかりです。

薄々、初代ヴェゼルから6cm(60mm)も下げるなんて、車内の広さを大事にするホンダの設計思想を考えるとありえないだろうとは思っていたわけです。でも、少しは期待したのです。この気持ち、わかっていただけますかね?

たった3cm(30mm)ですぜ? この絶望的な距離と言ったら、筆舌に尽くしがたいわけです。機械式駐車場の民がようやく安住の地を求められるかと思ったら、そんなことはなかったのでした、おいおい。

話は急に変わりますが、1999年有馬記念のグラスワンダーとスペシャルウィークは、ハナ差4cmの決着でした。全力で2500mも走ったのに、たった4cmの差で勝ち負けが決まったわけです。

それよりも小さな差なわけですが、なぜホンダは何とかしてくれなかったのでしょう?

よっぺまとホンダの勝負は、ハナ差3cmでホンダが勝ったわけです。そして、よっぺまは負けたわけです(そもそも勝負していない)。

そんな冗談は、さておき。1999年の有馬記念は何度見ても最高なので見ることをお勧めします。

1999年有馬記念

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そして新型ヴェゼルへの興味を失った

手が届く金額でかつ魅力的な車でも、我が家の機械式駐車場に入らないのであれば、それは買えないわけです。

残念なことに、新型ヴェゼルが購入対象から外れたので、もうどうでもよくなりました。きっとそのうち、ディーラーの営業マンから「シャトルハイブリッドの買い替えに、ヴェゼルはいかがですか?」、「いや機械式駐車場に入らないので」、「あー、そうでしたね。すみません。では、フィットはいかがですか?」とかそんなやり取りをするんだろうなーと思うと、うんざりなわけです。

そして申し訳ないけど、フィットは欲しくない。フィットRSが出るなら考えるけど。心地よさをテーマにしているフィットは、特に興味が湧きません。

というか、SUVが人気過ぎて、ほかの車種が割を食っています。車の基本形であるセダンも少なくなってきたし、国産クーペも見なくなっているし、ステーションワゴンなんて絶滅危惧種だし。レヴォーグとカローラツーリング以外、新型車が出ないやんけ。

結局、この時代に車を買うなら、各メーカーが力を入れて作っているSUVから選択した方が良いわけです。ただ、機械式駐車場の民はSUVを率先して選択できないわけです。悲しい。悔しい。

よっぺまは救われないけど、両親は救われた 

といった感じで、新型ヴェゼルへの興味が失われる中、遠方に住む両親から新型ヴェゼルを注文した旨、連絡が来たのです。

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新型ヴェゼルのプラチナホワイトパール

えっ!? なんやそれ!?

決め手はホンダセンシングとe:HEV(2モーター)

実は、遠方に住む両親もシャトルハイブリッドに乗っています。2015年の発売時に購入したため、初期型のシャトルハイブリッドです。ホンダセンシングは付いていないし、1モーターとデュアルクラッチ(DCT)を組み合わせるi-DCDもダイレクト感が強過ぎて熟成されていない感があるし、といった感じでした。

ちなみに、両親のシャトルハイブリッドに乗って好印象だったので、自分も勝ったという経緯があります。自分が買ったシャトルハイブリッドは、ホンダセンシングが付いた中期型なので、i-DCDの味付けも熟成されており、乗っていて安心感がある代物です。

そんな両親は、購入から6年を超えたシャトルハイブリッドの買い替えを考えていました。ただ、なかなか欲しい車がない。そんな中で、新型ヴェゼルが登場したわけです。

写真を見ても食指が湧かなかったそうですが、たまたまディーラーにて実車を見たところ、写真以上に印象が良かったそうです。また、還暦を超えて先進安全装備であるホンダセンシングに魅力を感じたこと、2モーター式のe:HEVによるトルクフルな走りが良かったことから、そのままの勢いで「e:HEV Z」を注文したそうです。

昨今の半導体不足のせいか、秋~冬に納車予定ということなので、まだまだ先の話ですが楽しみなところです。帰省するタイミングがあるならば(新型コロナワクチン接種後)、ぜひ乗ってみたいところです。そして、両親は機械式駐車場とは無縁の平置き駐車場の民であるため、ヴェゼルの全高を気にする必要がありません。羨ましい限りです。

ちなみに両親と会話していて思ったことですが、ホンダは「心地よさ」とか「e:HEV」とか言っていないので、「安心安全なホンダセンシング」と「2モーターのハイブリッド」の2つを前面に押し出して拡販・営業した方が良い気がします。一般ピープルには、それが一番伝わる気がします。フィットが、トヨタのヤリスとの販売競争に負けた記事を見ると、やはり「心地よさ」は伝わらないと思うし、拡販・営業としては弱いと思うんですよね、余談ですけど。 

ヴェゼルのグレードZは良い選択

新型ヴェゼルは、4グレードあります。グレードZは上位グレードです。

www.honda.co.jp

特に、ブラインドスポットインフォメーション(ブラインドスポットモニター)が付いてくるのは、とても良いことです。車線変更の時に安心です。自分が選ぶにしても、このグレードZを選びます。

グレードXとGだと、そもそもオプションとしてもブラインドスポットインフォメーションが選べないのは残念です。マツダのように、全グレードで選べる・付いてくるようにしてほしいものです。

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仮に自分が買うならば

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フロントグリルは変更したい

これは個人的な好みですが、どうにも通常のフロントグリルは好みではないです。同系色はどうにも変な感じです。なので、ホンダの純正アクセサリーで、フロントグリルは変えたいなと思います。

残念ながら3cmの勝負に負けたので、買う予定はないんですけどね!

www.honda.co.jp

まとめ

全高に絶望していたわけですが、両親が注文したということで、少しだけヴェゼルに興味が出てきました。今後も気が向いたら、記事を書きたいです。

そして、車メーカーには頼むからSUVだけでなくて、ほかの車種にも力を入れてもらいたいものです。特にステーションワゴンに。頼みます。

ということで、本日はそんなところです。よっぺま(@yoppema)でした。