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ただの雑記です。よっぺまと読みます。

新型シビック(11代目)が発表されたのでシャトル乗りが感想を語ってみる。

こんにちは、シャトルハイブリッドに乗っているよっぺま(@yoppema)です。

6/24(木)にホンダから新型シビックが世界初公開・先行発表されました。正式発表と販売開始は8月予定のようですので待ち遠しい限りです。

1週間遅れとなりますが、11代目となる新型シビックに対する感想を語っておきます。

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新型シビックは赤色推しの模様。

ワールドプレミアの動画は格好良い 

ワールドプレミアはYouTubeでの動画発表となりました。格好良い動画でしたし、ホンダのシビックに対する情熱が伝わってきます。

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作り手が喋る形式って、最近の車関係の動画で増えてきた印象です。マツダもそういうところを意識している気がします。作り手の思いを語らせた方が良いだろうという判断でしょうか。

個人的には、iPhone 5を発表していた頃のAppleの動画を思い出します。あの頃(2012年)は、よくジョニー・アイヴが顔を出してiPhoneへの思いを熱く語っていましたね。今じゃだいぶ浸透していますが、「自分たちが本当に作りたいものを作った」なんて語っているのは先駆的だったと思います。そういう意味では、今回のワールドプレミアでは、ホンダの情熱が伝わる動画に仕上がっていると思いますし、好印象です。

余談1:iPhone 5の紹介動画

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ちなみに、ワールドプレミアは映画用語で「初演」を意味するそうです。残念だけど、競馬ファンとしては2021年の天皇賞・春を制した馬のワールドプレミアしか思いつきませんでした。

余談2:2021年の天皇賞・春

(馬券も当たったので)良いレースでした。

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今回のシビックは11代目で、思い出深いのは4代目

シビックは1972年から販売が開始されまして、今回の新型で11代目です。トヨタのカローラ同様、長い歴史がある車です。ちなみに、カローラは1966年に販売開始され、2021年時点で12代目とのことです。

11代目の新型シビックは、ハッチバックだけが日本で販売されるようです。セダンはすでにアメリカで発表されていますが、日本での販売は無さそうです。セダン人気が下火になっているせいと思われます。実際、10代目のシビックではハッチバックとセダン、TypeRが販売されましたが、セダンは思ったよりも売れなかったようなので。でも、あのシビック セダンはクーペ風味で格好良かったとは思います。

個人的には、荷室の使い勝手を考えるとワゴン、ハッチバックのスタイルが好みではあります。そういう意味では、今回の新型シビックではハッチバックが販売されるというのは嬉しいです。

ちなみに10代目のシビック ハッチバックは、過去に試乗しました。記事にも書きましたが、とにかく走りが良かったです。走る喜びを体感できました。

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で、シビックは長い歴史があるわけですが。過去、両親がシビック セダンに乗っていました。自分の車の原点はそれにあります。たしか4代目のグランドシビックだったはずです。

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4代目シビックのセダン

両親が乗っていた4代目シビック セダンは、白色で、なぜかウィングが付いていて、マフラーは片側2本出しだった記憶があります。子供の頃の記憶なので、かなりおぼろげですが、でも格好良かった印象が強く残っています。「車って格好いいなー、ウィング付いていてイカしているよなー」っていう思いを、自分が車を買うまで忘れていたわけですが、それを強く植え付けてくれたホンダのシビックは、自分にとっては思い出深い車なわけです。

ちなみに、今回の新型シビックは3代目のワンダーシビックを参考にしているそうです。なんにせよ3代目も4代目も10代目も11代目も、やはり似ているところはありますね。

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3代目シビックのセダン。

シビックの車格は大きいけど、それはカローラも同じ

諸元表は8月に発表のようなのですが、10代目よりもやや全長は伸びるようです。全幅は同じ1800mmのようですので、そこは安心です。

ちなみに、10代目のシビックのときも、今回の新型シビックのときも、「車格が大きくなった、5ナンバーサイズじゃないならシビックではない」という意見もあるようです。10代目のシビックを試乗した記事でも書きましたが、「オールドファンから見たらそうなんでしょうね、残念ですね」という感想しかないです。

だって、もう仕方ないよね。世の中の流れ的に、衝突安全性を確保するためにはボディーサイズを大きくしていくのは必然ですし、シビックが売れているのは国土が広く道幅が広いアメリカですし、高速域での走りを考えると絶対的に車格を大きくした方が良いわけです。ボディーを大きくした方が色々な制約が減っていくわけです。

何より、トヨタのカローラをはじめ、マツダのマツダ3もスバルのインプレッサも、今大人気のSUVも、ほとんどすべて車幅は1800mm前後なわけです。良くも悪くも5ナンバーの車幅である1700mmを超えています。

そんな状況下で、シビックの車格が大きくなったことに対してだけ、「よろしくないね、不満だね」というのは変な感じだなと思います。シビックの後任としてフィットが存在するわけなので、シビックの車格が大きいのは仕方がないよ。それだけ、過去のシビックファンが多いってことなんでしょうね。

ホンダセンシングは、新型ヴェゼルよりも機能が2つ多い

先進安全装備(ADAS)であるホンダセンシングですが、新型シビックの場合は、新型ヴェゼルよりも機能が2つ多いようです。

  • トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能):CVTだけ搭載
  • アダプティブドライビングビーム :グレードEXだけ搭載

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新型シビックに搭載されるホンダセンシングの機能の一部

特に、トラフィックジャムアシストが搭載されるのは素晴らしいですね。渋滞中でも、ドライバーが運転するのは前提ですが、アクセルとブレーキ操作に加えて、ハンドル操作も車側で支援してくれます。ヴェゼルの場合は、アクセルとブレーキ操作は支援してくれるはずですが、渋滞中でのハンドル操作は支援してくれません。レーンキープアシスト機能(LKAS)は、たしか65キロ以上じゃないと動作しないはずなので。

この点は、シビックとヴェゼルで差別化されていますね。値段も違うでしょうから当然と言えば当然ですが。

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新型ヴェゼルのホンダセンシングの搭載機能一覧

上記のホンダセンシングの機能は、シビックにも搭載されるようです。先進安全装備が充実するのは良いことです。

Honda CONNECTが搭載される

月額料金が掛かるようですが、フィット、ヴェゼルに続いて、シビックにもHonda CONECT(ホンダコネクト)が搭載されるようです。

www.honda.co.jp

機能一覧を見てみると、自動地図更新サービスが採用されているのはいいなと思います。無料で使えるGoogle Mapなど各種地図サービスがある現代を考えると、ようやくか、しかも課金されるのかって感じもありますが、個人的にはカーナビは好きですので(運転していてストレスがない)、利便性が高まり、情報が陳腐化しないというのは好印象です。

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Honda Connectの機能一覧

ほかの機能は使ってみないと、どこまで必要かどうかは何とも言えませんが(車内WiFiとか必要か?)、色々な機能が使えるようになるのは良いサービスだと思います。ホンダに限らず、ほとんど多くの自動車会社でも似たようなサービスを展開し始めていますしね。

シビックのEXグレードにはBOSEスピーカーが搭載されるってよ

正直ここまでやるのかって感じもしましたが、BOSEを搭載するということでだいぶ気合い入れていますね。BOSEスピーカーを入れるということは、それだけシビック自体の静粛性が高いのでしょう。期待したいところです。

たしか、マツダ3もBOSEを選べたはずなので、ライバル車種に負けないように、ってところでしょうか。

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シビックにBOSEスピーカー搭載

ブラインドスポットインフォメーションが搭載される、最高!

今回、シビックは2つのグレード展開のようです。

  • LXグレード
  • EXグレード

松竹梅でいうなら、LXが竹、EXが松といった感じでしょう。

そして、全グレードにブラインドスポットインフォメーション(いわゆるブラインドスポットモニター)が搭載されます。嬉しいです。

 

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シビックに関しては、悲しまないで済みそうです(あとはフィットでも選べるようにすべき)。

装備を見る感じ、LXグレードでも十分な印象です。それだけ盛りだくさんです。

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LXグレード

EXグレードになると、さらに装備が追加されます。その分、価格も高そうです。本当に、かなり気合いが入っている感が伝わってきます。

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EXグレード

上記の、赤色も、白色も良い色のように見えます。早く実車が見たいところです。

また、下記の色も気になっています。10代目シビックの後期モデルでも採用されていましたね。

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ソニックグレー・パール

魅力ある色展開になりそうなのも良いところです。

シャトルハイブリッドから乗り換えるか?

シビックの実車を見ていないし、試乗もしていないのであれですが、可能であればシャトルからシビックへ乗り換えたいなと思っています。

ただ、お金の問題がありますし、新型コロナウイルスの影響で遠出できていない環境であることも考えると、急いで買い替えることはないだろうなといったところです。正直、思った以上にシャトル自体にも乗ることができていないので。

でも、10代目のシビックに試乗した経験から、とにかく走りが楽しい車に仕上がっているんだろうと期待しますし、子供の頃に思ったシビックへの憧れを満たしたいところがあります。何よりホンダの熱意の高さを考えると、個人的には買いなのかなと思っています。荷室容量も、シャトルほどではないとはいえ、シビックも400リットル以上は詰めそうですし。

ワクワクしながら、8月の正式発表を待ちたいところです。

まとめ

ホンダには、新型シビックを日本で販売してくれてありがとう、の気持ちでいっぱいです。先日、新型ヴェゼルでハナ差3cmで負けてホンダへの熱意が下がっていたこの頃ですが、だいぶ復活してきました。良かったです。

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というわけで、本日はそんなところです。よっぺま(@yoppema)でした。