yoppema

ただの雑記です。よっぺまと読みます。

ホンダのシビックハッチバックに試乗した感想。

ホンダ好きの、よっぺま(@yoppema)です。

2019年秋にホンダの「シビック ハッチバック」に試乗することができたので、思い出として残しておく。型式はFK7。10代目のCivicである。日本では2017年に販売開始され、2020年1月にマイナーチェンジが行われた。試乗車はマイナーチェンジ前のモデルである。トランスミッションはMTとCVTがあるが、CVT車だった。そもそも、MT車の試乗車はあまり聞かないので、試乗するチャンスは少ないと思われる。というか、MTにこだわりがないので特に困ることはない。

精悍な顔付き。

シビックハッチバックのボディサイズ

詳細はホンダのホームページで諸元表を確認すれば良いが、ボディサイズは下記のとおり。

  • 全長:4,520mm
  • 全幅:1,800mm
  • 全高:1,435mm

昔のシビックは5ナンバーサイズで全幅も1,700mm未満だったわけだが、10代目のシビック ハッチバックは堂々の3ナンバーサイズであり全幅も1,800mmとなっている。昔のイメージがあるオールドファンは気になるところかもしれないが、よっぺまはオールドファンでも何でもないので、特に気にならない。また、現在のホンダには、Bセグメントのコンパクトカーとしては「フィット」があるわけで、Cセグメントのハッチバックとしてシビックがそのポジションを担っていること自体、不思議なことではない。シビックが長い年月をかけて成長したと思えばよい。

気になったのは、普段3ナンバーサイズの車を運転しないので、取り回しにどの程度神経を使うのかどうかといったところであったが、試乗してもまったく問題にはならなかった。

ちなみに、ホンダの諸元表は、どの車種でも画面末尾に掲載されているので一度覚えると探しやすい。おそらく、Webサイト製作者が意識して設置していると思われる。とても良い。探しにくいのはトヨタで、車種によって諸元表の掲載位置が変わっている。大体は、価格・グレード、またはスペックあたりとなっているが一定ではない。あと、マツダやスバルの場合、諸元表の掲載位置は一定だが、階層が深いためクリック数が多くなるのが残念なところである。

画面末尾に主要諸元表のPDFアイコンがある。

運転する行為そのものが楽しい

試乗させてもらった感想としては、とにかく「運転することが、ただただ楽しかった。心地よくて幸せだった」ということである。何なんだろうこの感触は?と試乗していて思ったし、試乗してから半年が経過しても、いまだによくわかっていないのが本音である。それだけ興奮していた。実際、この試乗後から翌々日に発熱して寝込んだので、かなり興奮していたのだと思う(単に、仕事が忙しくて疲れが溜まっていただけだと思うが)。

いくつかの要因があると思うのだが、一言で言うなら、車そのものの基本性能が非常に高いということなのだろう。「走る、曲がる、止まる」という基本動作をしっかり実現しているからこそ、運転という行為に集中でき、ディーラーの周囲をぐるっと走ってくるだけでも夢中になれる車に仕上がっているのだろうと考える。

とにかく良かったところをリストアップしておく。

  • ハンドルがしっかりしていて、切れば切っただけ曲がる。
  • アクセルとブレーキ操作に対して、自然に反応する。
  • 1.5L VTECターボエンジンがパワフルであり、加速力が高い。
  • ターボエンジンであるため、最大トルクが低回転から発生する。扱いやすい。
  • エンジン音に迫力があって、高揚感がある。
  • サイドミラーが横に広くて、非常に見やすい。
  • 運転席が水平基調のコクピットとなっており、視界が広くて開放感がある。
  • シャーシやサスペンションが丈夫であり、安心感がある。
  • ボディがしっかりしており、静粛性が非常に高い。
  • 目線が低く、スポーティーな印象を強く受ける。格好良い。

シビックは300万円台の車なので、もっと高価な車に乗れば、さらに高いレベルで運転の心地よさを体験できるのかもしれない。でも、手が届きやすい価格帯の車としては、シビック ハッチバックはとても最適な存在の1つなのだと思う。

荷室が使いやすい

ホンダ車の特長として、荷室・トランク・リアハッチが使いやすいことが挙げられる。とにかく、モノがたくさん入るので便利である。また、高さもちょうど良い。

試乗では大きな荷物を載せたわけではないが、バッグを置くだけでも便利な印象を受けた。カタログスペックだと420Lも入るそうなので、実際に購入しても家族4人で不便はなさそうである。他社のCセグメントの車でも、400Lを超えるハッチバックはあまり見ない。

マイナーチェンジ後のシビック

余談だが、2020年1月にマイナーチェンジが行われ、その際に新色の「ソニックグレー・パール」が追加されている。

ソニックグレーは格好良い。

もし、シビックを買うなら、ボディの色はホワイトかと思っていたが、この新色のグレーは非常に格好よい。青っぽさがあるグレーというのが絶妙だと思う。最近だと、マツダのMazda 3でもグレー色が選べるので、流行りなのかもしれない。

ホンダの、他の車でも選べるようにして欲しいところである。

まとめ

現在は、ホンダのシャトルハイブリッドを所有しているが、次の買い換え時にシビック ハッチバックがあればラインナップにあれば買い換え候補の1つとしたいと思っている。それくらい、走ることが楽しいと感じられた車であったし、幸せに感じた試乗の時間であった。

Cセグメントの車はライバルが多いこともあるのか、日本ではあまり売れていないようだが、11代目以降も販売を継続して欲しい。やはり、シビックはホンダの顔なのだと思う。

イマイチな点を挙げるならば、

  • 7インチのカーナビしか選択肢にない。8インチ以上を選択できない。
  • 車線変更時の支援システムであるBSM(ブラインドスポットモニター)が搭載されていない。
  • ハイオクガソリンであり、レギュラーガソリンよりは価格が高くなる。

くらいだろうか。あとは、非常に満足であった。

というわけで、本日はおしまい。