Mac mini 2014から、Mac mini 2020 (2018)に買い換えたい人(@yoppema)です。
前回の記事で、いくつか欲しいMacを挙げてみたが、これから購入するMacの場合、搭載メモリはすべて16GB以上が必要だと考えている。その理由を書いておく。
Mac mini 2014のスペック
現在使用しているMac mini 2014のスペックは下記のとおりである。搭載メモリは8GB。
2018年に急遽購入した時点では、メモリが8GBあれば十分足りるだろうと思っていたが、実際はそうではないということがわかってきた。macOSは、メモリ管理が上手なOSと言われるが、実際多くのアプリを開いていくと当然苦しくなってくる。
Google Chromeだけを開いているときのメモリ使用量
WebブラウザのGoogle Chromeで、Googleニュースから気になったサイトについて、5〜6個のタブで開いたときのメモリの使用状況は下記のとおり。
物理メモリ(上限)が8GBに対して、使用済みメモリは5.43GBである。残り2.5GB弱しか余裕がないという状況である。やはり、最近のWebサイトはリッチコンテンツというか、情報量が多くて、メモリを結構使用するのだなという感じである。
複数のアプリを開いたときのメモリ使用量
次に、Google Chromeのほかに、下記のアプリを一気に開いてみた。
使用済みメモリは、5.43GBから5.82GBに上昇。加えて、圧縮が393.3MBから964.8MBへと約600MBも上昇している。ここがmacOSのメモリ管理がうまく、やりくり上手であると言われるところだと思うが、実際メモリの使用量が大きくなっているのがわかる。
また、今回開いたアプリは、比較的動作が軽いものばかりである。ここに、Adobe PhotoShopといった高機能な画像編集ソフトや、iMovieやAdobe Premiere Proのような動画編集ソフトを開けば、全然メモリに余裕がないということがわかる。
さらにiMovieも開いてみた
上記の状態で、さらにiMovieを開いてみたときのメモリの使用量は下記である。
使用済みメモリは、5.82GBから5.94GBに上昇。加えて、圧縮が964.8MBから1.42GBへと約500MBも上昇している。かなりメモリを消費するのだなとわかる。これで動画編集などは厳しいだろう(やらないけど)。
まとめ
2020年時点で、Macにはメモリ8GBは最低限だと思っている(Windowsだとしても同じだろうと思う)。そのため、メモリは16GB以上を搭載した方がよい。さらに、本格的に動画編集を行うなら、32GB以上を搭載しておいた方がよいといわれるのもよくわかる。
というか、次に購入するMacは、必ずメモリ16GB以上を選ぶつもりである。
というわけで、おしまい。