こんにちは、よっぺま(@yoppema)です。
新型コロナウイルスの影響で在宅勤務となり、もう1年です。
運動不足解消のために、Apple Watch SEを身に着けて定期的に30分~1時間程度、散歩するのですが、そこで思ったことです。
「なぜ、歩行者と自動車の信号って完全に分離されないのだろうか?」
昔から結構、不思議に思っていたことですが、散歩しながらブログに書いてみようかなーと思ったので、勢いで筆(キーボード)を取ってみます。
あぶない交差点
散歩していると、信号機がある交差点を渡る機会があります。
で、多くの交差点は歩行者と自動車の信号は同じタイミングで青(または赤)になります。つまり、歩行者が交差点を渡っている最中に、車が右折(または左折)するわけです。
歩行者は右見て左見て、車が来ていない(突っ込んでこない)ことを確認しつつ交差点を渡ります。そして自動車も左折の場合は交差点の歩行者を確認しつつ、交差点に進入して左折します。右折の場合、歩行者だけでなく対向車も確認しつつ、右折するわけです。
この状況ってお互い危ないはずで、なるべくならこういう状況にならない方がよいわけです。
歩行者が交差点を渡るときは、自動車の信号機はすべて赤になっていて自動車が走行できない状況が望ましいです。逆に自動車が交差点を走行するときは、歩行者の信号機が赤になっていて歩けない、交差点の手前で待つ状況が望ましいわけです。交差点の中で歩行者が車に轢かれるという危険性を下げるためには、歩行者と自動車の信号機は完全に分けた方がよいと思っています。
いわゆる歩車分離式信号機の導入ですね。
歩車分離式信号機は警察庁が2002年から導入を呼び掛けている
歩車分離式信号機は、下記のページに詳しく説明されています。読んで字のごとく、の信号機です。
- JAF
- Wikipedia
- 警察庁
今回調べて初めて知ったのですが、歩車分離式信号機は警察庁が2002年から導入するよう、各都道府県警察に呼び掛けているそうです。へー、知らんかった。
もう20年近くになるのに、2020年時点で全国に約21万機ある信号のうち、たった約1万機への導入ということで、5%に満たない導入率だそうです。かなり残念な感じです。
個人的には全然広まっていないので、道交法などで「歩車分離式信号機はデメリットが多いから導入しない」という規定でもあるのかと思っていましたけど、まったく逆でした。交通事故防止に効果があって導入を呼び掛けているにもかかわらず、遅々として進まないのは残念としか言えません。
導入費用とか、一時的な道路封鎖とか、警察官立ち合いとか、色々な事情があるのでしょうけど、こういうところに税金を投入してなんとか進めてほしいなと一般ピープルとしては思います。だって交差点は危ないですもん。特に夜間とか雨の日とか。
まとめ
常々思っていた疑問ですが、あえて調べてみてよかったです。発見がありましたし、ググれば情報が得られる2021年のインターネット社会に感謝です。
散歩中に思いついたネタとしては、なかなか良い感じでした。
交差点を渡る歩行者の立場としても、車を運転するドライバーの立場としても、幼い子供を持つ親の立場としても、なるべくお互いに危険な状況は改善していってほしいなと思っている次第です。
早く歩車分離式信号機が、日本全国に導入されることを期待したいと思います。
本日はそんなところです。よっぺま(@yoppema)でした。