こんにちは、よっぺま(@yoppema)です。
ゲームの話です。困ったことに「ウマ娘 プリティーダービー」に文字通り時間を吸い取られています。
iPhone 11でプレイしていますけど、毎回バッテリーが死に掛けるまで遊んでいますし、平日の睡眠時間を削ってまで遊んでしまっているので、この土日は半強制的に昼寝して体力を回復する事態となっています。30代になってもやっていることは子供のようです。我ながらアホですね。
ウマ娘に時間を吸い取られている、あかん(;゚д゚)
— よっぺま (@yoppema) 2021年3月6日
ウマ娘は競馬愛に溢れている
で、はてなブログを見たらトップページに、下記のような記事を見かけたので「あー、ゲーム好きで競馬好きには、自分同様にやはり刺さっているんだなー」と感心しました。
上記の記事にも書かれていましたが、やはりこのゲームは単にゲーム性が良いだけでなく、競馬愛に溢れているのが競馬ファンとしては感じ取れるので、そこが良いんですよ。
ゲーム性自体は、パワプロこと「実況パワフルプロ野球」と同じ感じで、複数の練習を実施してウマ娘のパラメーター(スピード、スタミナなど)を強化する、所定のレースに出走して勝ち負けする、最後まで勝ち続ければ完全クリア、途中で負ければそこで育成終了、といった感じです。
1頭育てるのにコメントスキップして進めても30~40分前後、気づけば1週間程度で32頭ほど育成完了しました。まだまだこれからです。
ただ、ウマ娘は単なる育成ゲームにとどまらないなーと思うのは、競馬愛の有無なのだろうと感じています。
ゴールドシップとゴールドシップちゃん
話題になっていたからウマ娘のゲームやり始めたけど、おもろい。競馬知っている身からすると小ネタが面白くてスタッフさん力を入れて作っているのがよくわかる。愛があるね愛が。あとゴールドシップちゃんアホ可愛いわ。 pic.twitter.com/L8KdCCh4Zh
— よっぺま (@yoppema) 2021年2月28日
例えば、現実のゴールドシップは3歳時(2012年)に皐月賞、菊花賞、有馬記念を制覇し、2013年~2014年は宝塚記念を連覇、2015年はもう縁がないと思われた天皇賞(春)を勝つなど、無尽蔵のスタミナを武器にロングスパートで追い込みを決めるスタイルでG1を6勝もしました。強かった一方で、とにかく気性が読みにくく、自由奔放で好き勝手やっていた姿が愛らしく、芦毛の馬体とともに人気でした。実際、自分も大好きでした。年を取るごとに気難しくなっていった姿は、祖父のメジロマックイーンに似ているような気もします。魅力あふれる馬でした。
で、そういうゴールドシップを、ゲームの世界にウマ娘としてうまく取り込んでいるなーと思って、ゲームで遊んでいます。ゴールドシップちゃんのコメントはとにかく天然ボケ的で意味不明なところが笑えますし、しっかり練習してレースに追い込みスタイルで勝ち負けするのが楽しいです。
海外生まれのタイキシャトル
また、最強マイラーの一角を占めるタイキシャトルも、ウマ娘だとアメリカンガールになっています。最初なんでだろう?と思いましたが、そういえばタイキシャトルはアメリカ生まれの馬でした。
ウマ娘、タイキシャトルでクリア。なんでアメリカンガールなのかと思ったら、そういえばタイキシャトルはアメリカ生まれだったね。雨の安田記念といい、制作スタッフはよくしらべているわ(*゚∀゚*) pic.twitter.com/KJHK1Fv4J6
— よっぺま (@yoppema) 2021年3月3日
また、ウマ娘の育成中には、所定のレースを勝利しないと育成終了(ゲームオーバー)、みたいな仕組みがあります。タイキシャトルの場合、雨の中で行われる安田記念というレースがあります。そこで1着を取らないと終了なわけです。
これも実際、1998年の安田記念がモチーフになっています。というようなところも、競馬がわかっていると、より面白く遊べるなーと思っています。 有名なエピソードとはいえ、制作スタッフはよく調べているし、よく練って作ってらっしゃるなーと感心します。「細部に神は宿る」という話もありますが、実際細かな部分まで丁寧に作っている感があって、競馬愛に溢れていると感じています。
ちなみに、YouTubeにはJRAのオフィシャルチャンネルがあり、過去のレースがアップロードされていますので興味がある方は見てみるとよいと思います(自分はこれを見始めると、また時間を取られてしまう・・・)。
1998年の安田記念:雨で泥んこの中を完勝するタイキシャトル
実況の「夢は世界に飛び立つか」は何度聞いても良いです。実際、このあとフランスのG1レース「ジャック・ル・マロワ賞」にも参戦します。
因縁のライバルとのやり取り
あと、育成するウマ娘が走るレースには、現実世界でも因縁があるライバルたちが出走するのも楽しいところです。
ウマ娘、マヤノトップガンを育てたが最終の有馬記念で勝てず。ナリタブライアン強すぎぃ😇 pic.twitter.com/HiQ0jFw8Np
— よっぺま (@yoppema) 2021年3月1日
初めてマヤノトップガンちゃんを育成したときは、上記のとおり勝てなかったので、次回はリベンジしたいところですが、こういう因縁も競馬がわかっているとニヤニヤしてしまうところです。
実際のマヤノトップガンは、1歳上のナリタブライアンと1995年の有馬記念で激突し、マヤノトップガンが勝利しています。ナリタブライアンは1995年春の怪我によってもうピークではなく、この有馬記念は2頭の名勝負ではないというのが世間一般の評価だと思います。
マヤノトップガンとナリタブライアンでよくネタになるのは、1996年の阪神大賞典での2頭の叩き合いですね。これもナリタブライアンが全盛期だったら、そもそも叩き合いになっていない=それくらいナリタブライアンが強かったという話が多いですし、実際1994年のクラシック三冠と有馬記念を見ていると、日本競馬最強の1頭といわれるくらいナリタブライアンは強いよなーと、とにかく感じます。マヤノトップガンも好きですけど、最強馬かと言われると違うかも。
1995年の有馬記念:マヤノトップガンの逃げ切り
1994年の菊花賞:ナリタブライアンの7馬身差での圧勝劇
まとめ
とにかく、ウマ娘が面白いってところです。そのうち熱が冷めるでしょうけど、それまでは睡眠時間を削って、iPhoneのバッテリーをギリギリまで消費して、思う存分遊んでやりたいと思います。
というわけで、そんなところです。よっぺま(@yoppema)でした。