GW休暇で暇なので、つらつらと。
現在、ホンダのシャトルハイブリッドに乗っています。気づけばもう6年半を経過しまして、7年目を迎えるのも近いです(新車から3回目の車検を控えています)。
次の車が欲しいと思いつつ、現時点でそこまで欲しい車もなく(かつ資金もなく)、シャトルでそこまで困っていないところもあるので、このまま3回目の車検は通す予定です。
が、永遠にシャトルに乗り続けられるわけでもないので、この機に次の車の買い替え候補を考えてみたいなと思います。
シャトルの良い点
まず、シャトルの良い点を列挙してみます。
- 全高1550mm以下である(自宅が機械式駐車場であり高さ制限がある)。
- 全長4400mmに対して、荷室容量が570L(VDA方式)とかなり広い。
- 最小回転半径が4.9mと小回りが効く。
- 5ナンバー車であり、全幅1695mmに収まっている。
- 2018年の購入時点では本体価格が230万円台と比較的安かった。
- 3代目フィットをベースにしており、室内空間も広い。前席も後席もゆとりがあり、家族からの評判が良い。
- 2025年時点で見ると機能としては簡易的ではあるが、ADAS(先進運転支援システムである「ホンダセンシング」が備わっている。
- i-DCDのハイブリッド車であり、燃費が街乗りで「ガソリン1L当たり15キロ前後」を記録する上に、多段変速でなかなかに快適な走りを見せる。
- 特に故障もなく、元気に走ってくれている。面倒なトラブルも発生していない。リコールは、デンソー起因のガソリンタンク系の部品交換が1回だけ。
つまり、シャトルは取り回しと燃費が良く、室内空間や荷室も広く、道具として人と荷物を運ぶ分には申し分ない車であるといった感じです。
また、現在のADASと比較すると性能的には低いとはいえ、ホンダセンシングとして前方の車両検知は高精度で行うため、街乗りでの前方衝突の回避や、高速道路での追従型の定速走行+車線キープ(ACCとLKAS)を実現してくれるのは助かるところです。
シャトルの不満点
過去の記事でも列挙していますが、シャトルへの不満点は下記の通りです。ほかにも長年乗っていて気になっているとこも挙げておきます。
- ブラインドスポットモニター(BSM)が搭載されていない。
- アダプティブクルーズコントロール(ACC)が全車速に未対応である。
- オートブレーキホールド機能がない。
- Aピラーが邪魔で見にくい。
- シートの座り心地がイマイチである。
- 後部座席側にエアコン(リアベンチレーション)がない。
- 高速道路での馬力が足りない。
120キロ区間や登り坂でのモーターアシストが弱い。駆動用バッテリーの電欠が起きると、エンジン出力だけでは極端なパワー不足を感じる。 - 高速走行時のハンドルの挙動が軽い。
Bセグメントのコンパクトカーベースである以上、仕方ない面もあるとはいえ、不安定さを感じ、高速でのロングドライブにストレスと疲れを感じる。 - エアコン操作がタッチパネル方式である。できれば物理ボタン方式が良い。
- ホンダのカーナビ(インターナビ)が、ソフトバンクの3G停波に伴い、リアルタイムでの通信同期が実施されなくなった。
VICSの連携はあるので最低限の渋滞情報などは同期されるが、ホンダ特有のインターナビは機能していない。
シャトルの不満点については、購入時点で分かっていたこと(回避する選択肢がシャトルを選んだ時点で存在しなかったこと)、6年以上の時を経て環境が変わったこと、実際に使ってみて分かってきたこと、など色々あります。
これらの不満点については、もうシャトルでは改善できないことばかりなのでそれ自体はOKなのですが、一方でこのあたりの不満点を踏まえて、次の車を選ぶときはよく考えていきたいなと思っています。良くも悪くも車はオーダーメイドではない以上、自分が100%満足する選択ができないため。
次の車を買う時に優先する点
シャトルの良い点と不満点をざっと列挙したので、それを踏まえて次の車で求めることを列挙してみます。
必須な点
下記の5点は必ず満たしたいところです。
- 自宅の機械式駐車場に収まる大きさであること
具体的には全高1550mm以下であり、全幅1850mm以下である。 - ブラインドスポットモニター(BSM)が搭載されていること
車線変更時の安全度を高めるため。 - パワートレインのシステム最高出力が150馬力以上であること
シャトルの最高出力が137馬力であり、それ以上にパワーがある車に乗りたいため。パワーが多い分には問題ない。 - 座り心地が良いシートを搭載していること
長距離を運転する際、疲れにくく、腰痛になりにくい座り心地が良いシートに座りたいため。 - 荷室が広いこと
VDA方式で400L以上の容量があると、我が家にとって使い勝手が良いため。
優先したい点
下記の点は満たされれば良いなと言ったところです。
- ハイブリッド車であること
燃費が良い方がランニングコストが低く、家計に優しいため。また、ガソリンスタンドに行く回数が少なくて済むため。シャトルと同等を求めると、最低でも市街地でのWLTCモード燃費が「ガソリン1L当たり15キロ」が1つの目安になるかなと思っています。 - エアコンの操作方法が物理ボタン方式であること
タッチパネル方式は誤操作につながりやすく、ストレスなので避けたいため。 - 最小回転半径が5.5m以下であること
取り回しが良い方が良いため。また、5.6m以上は一般的に取り回しが悪くなると分類されるため。 - ヘッドアップディスプレイ(HUD)が搭載されていること
スピードメーターを見るために目線を下げる頻度を低くできるため。ただし、HUDの搭載車種が少ないので、あれば嬉しいといったレベルです。 - オートブレーキホールド機能が搭載されていること
現時点の新車だと、大半の車に搭載されているのでこれに関しては問題なさそう。 - Aピラーが視線の邪魔をしないこと
見晴らしの良い車に乗った方が、安全性の向上に寄与するため。 - 後部座席側にエアコン(リアベンチレーション)があること
後部座席に座る子供たちの要望であるため。 - アダプティブクルーズコントロール(ACC)が全車速に対応していること
これについても、現時点の新車だと大半の車に搭載されているので問題なさそう。現状だと、これに加えて「渋滞追従機能」や「ハンズフリー機能」があるかどうかで差別化しているように思うが、そこまでは求めないです(搭載される分にはOKですが)。 - 先進のADASが搭載されていること
ADASの分野は日進月歩の世界なので、常に最高の性能を求めるのは難しいところですが、2025年時点での指針として「右左折時の車や歩行者との衝突回避機能」と「夜間での歩行者と衝突回避機能」でどれだけの性能を有しているか、があるのかなと個人的には思っています(JNCAPの評価試験を見ていると)。
まとめ
つらつらと書き出すと、そこそこの文量になってきました。いったんは、このあたりで止めて、次の記事では具体的に買い替え候補の車をまとめてみたいと思います。
というわけで、本日はそんなところです。よっぺま(@yoppema)でした。